さっき・・・夜中12時半位にNEVER LOSE事務所に男性から電話が。
公演直前ですし、チケット予約かもと思ってお話を聞こうと思いましたら、
「実は10月にラジオドラマを作ることになりまして、」
と切り出されました。
はい、それで?
「2005年のネバーローズさんの公演を拝見した者が、とてもよかったと言っておりまして、出演していただけないかと思いまして・・・」
劇団名が違うことは敢えてつっこまず、うちの役者への依頼なら、では何か企画書とか送ってもらえますか?と聞いてみました。
「当方あまりお金がないので、企画書は用意していないのですが・・・」
ん?と思いました。企画書ですけど?
企画書というのは、こういうことをやりますよーという情報を自分たちでまとめたもの、という認識なんですけど、お金のかかるものではないのですが?
「ああ、それでしたら用意してあります。」
え?じゃあなんだと思ったんでしょう?あなたのいう企画書ってなに?
そんな意味不明な感じで電話が始まりました。
で、FAXで企画書を送りますと言われたのですが、何かもごもごと決めあぐねているご様子で、
「役者さんですか?」
いえ、私は制作のマツマルと申します。
「役者はやられていないのですか?」
はい、やってた時期もありましたが。
「最後に役者をやられたのはいつですか?」
はい、もう忘れちゃいました。
で、うちの役者の誰に出て欲しいとか、そういうことは決まっているのですか?
「いいえ、誰というのはないのですが」
そうですか、解りました。
「22歳の女性の役が空いているので、その役を捜しています。」
なるほど、ではうちには女性の役者は1人しかおりませんので、その者に検討させますので、資料を送って下さい。
それでもまだもごもごしていらっしゃいましたので、
「どうすればよいのですか?」
と聞いてみますと、
「私も二日ぐらい徹夜でキャストを決めているので・・・」
・・・・はあ。
「いえ、それはこちらのことなんですけど・・・。」
解っているならなぜ言うんでしょう?
かなり要領を得ない展開になってきました。
そして、解りました。
あ、誰でもいいから決めちゃいたいのね。
だから私にオファーしようと思ってるのね、この人。
でもですね、なんで会った事もない、要領を得ない、どんな作品を創るのかも解らない、ギャラが出るのか出ないのかそんな話もしていない、そんな状況で人にオファーをして、なぜ成功する確率があると思っているんでしょうか?
しかも、電話中は放送事故なみに無言が続きました。
おーい。
どうするんですかー。
聞いてるんですかー。
といった状況。
そっちが自分の状態を話すならこっちも話しますよ?
今公演直前で忙しいんです、とは一言も私、言ってません。
で、言いました。
やはり、うちの役者を出演させるという話なら、ちゃんとしたものにしか出演させられませんので、徹夜でやっているとおっしゃられても、こちらには関係ない事ですし、とても失礼なお話だと思いますので、今回のお話はなかったことにして頂いていいでしょうか?
すると、
「ガチャッ。」
・・・・・え?
切られました。
なんじゃそりゃー!!??
あり得ません。
人を怒らせといて、自ら切る!!
その根性あっぱれです。
あいにくお名前が聞き取れませんでした。
残念です。
何を非常識というのか、それは人それぞれですし、その人はまだこれから人にいっぱい出会って変わったり、成長したりするのかも知れませんが、今の私たちとはとてもお仕事をさせてもらうことは出来ません。
解って下さい。
私にもきっと、人からみれば非常識な部分は沢山あるんでしょう。
けれど、それを許してくれるような人とだけ付き合っていては、なんの成長もないじゃないですか。
私の周りには今、幸いな事に、私のどういうところがダメか、いいか、言ってくれる人ばかりいます。
そしてそれをその人達にも言って来ました。
逃げたら、誰も追って来ちゃくれませんよ。
ほんとに。
という出来事です。
明日から劇場入りですが、まだ神様は寝かせてはくれません。
いっちょ、気合い入れ直します。
急がば回れ、ですよ。