先程実家より連絡があり、入院していた祖父の容態が急変し、心臓が停止してしまった。
今年の夏のツアーの直前に危篤状態になり、親族がほとんど呼び戻されるまでになっていた。
俺は初の静岡県凱旋の沼津での本番直前で、(その後下北沢、岡山、池袋、柏での公演が控えていたが)親の判断で本番に集中しなさいと言うことでお盆もお見舞いにいけずにいた。
その後おじいちゃんの不屈の精神力で何度か持ち直し、意識を取り戻して俺もそのおかげでツアーを乗り切れた。
いつも気になっていたが、容態も回復に向かっているとの事で今年一杯のスケジュールをやり終えたらおじいちゃんに会いに正月は行こうと思っていた。
まさか……
初体験である身内の死に別れの悲しみを表現しにくいが、母親がさっき電話で
(死に目に会えないのはしょうがないよ。おじいちゃんがみんなに迷惑をかけないようにこっそり行ったんだよ)
と言ってくれた。
泣けてきた。
おじいちゃん!
親孝行できなくてこめんなさい。
お土産を持って会いに行くよ。
これからうちの家族の悲しみや疲れを少しでも軽くしてあげないとな。