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ルーツ

「格闘技通信」という雑誌が休刊になる。

姉妹誌の「週刊プロレス」はまだ続くみたい。


音楽雑誌の「DOLL」は廃刊になった。


「実話時代」と「歴史街道」は健在。

格闘技通信、略して 格通は中学の途中から読んでいて、「パワー空手」と並び今までの自分の精神的な価値観を作ってくれた本である。


極真空手、UWF、キックボクシング、 SB、リングス、格闘技オリンピック、総合格闘技。


空手家で極真会館の黒澤浩樹選手や大道塾の市原選手の生き様に痺れた。

高二の時、横浜アリーナまでUWFを見に行ったな。


NEVER LOSEって名前の由来を
説明すると、

極真空手の第4回世界大会(1987年)の準々決勝での黒澤浩樹対ピータースミット(オランダ)戦が壮絶で凄くて、自分の生き方の模範になった。
(今見ても上がる)

そして後にK‐1で有名になる正道会館佐竹雅昭選手とピータスミットが戦った時、

当時絶縁状態だったフルコンタクト空手界では本家の極真会館と新興勢力の正道会館は試合が出来なかった。

試合後、黒澤と佐竹の両方と試合したピータースミットに記者がどちらが強かったか聞いた。

(メディアに大々的に取り上げられて、飛ぶ鳥を落とす勢いで名実ともに日本のエースだった佐竹。

ピータースミットはキックボクシングの世界チャンピオンのロブカーマンやムエタイ(タイ式ボクシング)のヘビー級強豪選手チャンプアゲッツンリットにも勝ち、階級が二つ上のモーリススミスともいい試合をした実力者。

黒澤浩樹選手は元全日本王者だが当時、冬の時代と言われるほど、やっても、やっても、不運な結末で、何年何年も優勝から遠ざかっていた。)

そしてスミットは記者の質問に答えた。

「もちろん黒澤だよ。
極真(キョクシン)にはネバールーズ(決して失わない)のスピリットがあるからね。」

その記事が載っていた格闘技通信を見て本当に嬉しくなり、言葉にならないぐらい感動した。

自分が25歳で独立し初めて集団(劇団)を立ち上げた時、ずっと大事にしてきた言葉であるNEVER LOSE(ネバールーズ)を名前につけた。


後に1991年の極真会館の全日本ウエイト制大会で、黒澤選手がリアル空手トーナメント(いろんな流派の代表が参加した)の第一回チャンピオンで正道会館の王者になった柳澤選手に直接対決で完勝する。

黒澤選手の感動ヒストリーは、他にもたくさんあり書き出すと止まらなくなるので、また後日書きます。


格闘技通信の休刊は残念だが、10代の時までは誌面と同時進行でいろんなモノが生まれて行った唯一の情報源であり、今でも自分の中にある格闘技通信に影響を受けた精神的な価値観は、ずっと無くなる事がないと思う。


今まさに、自分が関わってきたジャンルレスで実験的な運動は、新たな流れを必ずや生み出すだろうし、さ迷って来たアーティストや新しいジャンルを浸透させようとしてきたモノ達に必ずや光が当たる日が来るだろう。


かつての総合格闘技界の創世期や音楽でのアンダーグラウンドシーンやインディペンデント文化から世の中の価値観を変えるモノが出て来たように。


今まさに自分は、その時期を生きている。


もちろん自分の前には道は無かったし、自分がやらないとそこでこの道が終わってしまうのもわかっている。


NEVERLOSEから今に到るまで、長年かけてやってきた事は、決して無駄になっておらず、自分が先駆者である事は疑いようもない。


今の所、演劇界出身者でやっている人は自分以外いない。
(もともと自分はその枠だけに収まった活動はしていなかったけど)

次に出る4月17日の厳状打破のメンツを見ても明らかだ。


試行錯誤の時期はまだまだ続くが、一つのジャンルに止まらず、他流試合をまだまだ重ね、異文化交流をし、新たなスキルや精神性や姿勢を吸収し進化をすると共に、逆に自分から発信していくモノから何かをもらって
行って欲しい。

草の根運動だし、日本全国を回る旅芸人かもしれないが、大切にしてきた事を
ずっと守り抜いてきたからこそ自由に動き回れるんだと思う。

これから詳細を発表して行くんで楽しみにしていて下さい。


今日も一心不乱に集中してやりきった。


続けてきたから、体力が少しづつ上がって来ている。


コーチやバレリーナの背中を必死で追いかけている。

高校一年の時、静岡市の竜南にあった極真空手の道場の稽古に通う度に強くなって行くのを実感した。

自分の原点は、一心不乱に身体を動かす事。

どこまで、目標としている事に集中出来るか。

次回作の稽古も今週末から始まる。

一人で動いているからこそ、身につくモノや自由に出来る事もある。


もちろん弱気や後ろ向きな気持ちになっても誰も近くで背中を押す人がいない、自分の立てたスケジュールを一人だけでこなして行くだけ。

本番の日までは、ごくたまに人が来てくれる事はあるが、基本は一人での稽古で誰の目にもさらされないから、自分の気持ちと身体との闘いしかない。


人が見ているから手は抜けないなんて、
そんな道理はいらない。

気持ちもここに来てだいぶ出来てきた。

身体もまだまだ強くなる。


無駄な時間や経験って本当に無いと思う。


とにかく自分の信念によって導かれた道を一心不乱に進むだけである。


バンドと空手を始めた、あの高校一年生の時の自分のように。

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2010年03月04日 01:31に投稿されたエントリーのページです。

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